確定申告は自分でできるのか

結論から申しますと「できます」

今は様々なパソコン用ソフトが各メーカーから発売されており、誰でも簡単に申告書を作ることができるようになりました。ガイダンスに従って数字を入力していくだけであっという間に確定申告書が作成できます。
軽くソフトを紹介したいと思います。

確定申告書作成ソフト

国税庁の確定申告書作成サイト
いきなりソフトではありませんが、毎年申告時期になると国税庁が確定申告書作成サイトを立ち上げて、オンラインで申告書が作成できるようになります。
さすがに国税庁といった感じで、入力もしやすく視覚的直感的に作成ができるように作られています。エクセル等で経費等の集計が済んでおられる方や、会社役員をされており会社から家賃等を収受しておられる場合は年末調整等の資料が揃っていて、集計する数字も基本的には一定かと思うので比較的簡単に申告書が作成できると思います。
やよいの青色申告
知識のない方でも一度は聞いたことのある「弥生」が販売するソフトです。記帳から申告書の作成まで一貫して行うことができ、「かんたん取引入力」を利用すれば取引の種類を選んで日付と金額を入力するだけで勘定科目を自動設定してくれます。簿記の知識が暗い方でも利用することができそうです。
また、やよいの青色申告にはクラウド型のオンラインアプリも用意されていて、選ぶ方のニーズに合わせて通常モデル(mac未対応)とクラウド型(mac対応)をチョイスができるようになっているのも特徴かも知れません。
当社も現在は弥生会計プロフェッショナルを使用して記帳業務を行っています。
JDL IBEX出納帳Major
日本デジタル研究所がネットのみで提供している会計ソフトです。
最大の特徴はなんと無償という点。直感的な入力や、取引辞書、スマートフォンで撮影、預金やクレジットのCSVデータの読み込みなど充実した機能を無償で利用できるのはかなり嬉しいサービスです。
ただし、確定申告書を作成する機能はありませんので、出力した決算書などのデータをもとにして上記の国税庁の確定申告書作成サービスを利用して申告書を作成すると良いと思います。
Macはブートキャンプも含めて未対応のようです。
freee
クラウド型の会計ソフトfreee、体験で無料で利用できますが機能制限がかなりあるので無料で申告まで完結はさせることはできないようです。経理に馴染みのないビギナーでも簡単に使えることが特徴で、スマホのアプリと連携させてレシートの画像をAIが自動解析し自動で経費をできる機能があります。
Macにも対応しているので、Macユーザーには嬉しいところではないでしょうか。
これら以外にもMFクラウド会計やフリーウェイ、かんたん青色申告、みんなの青色申告など様々な青色申告のソフトがあり、開業したてなどコストを掛けたくない方はご自分で確定申告を行うことができます。

問題は確定申告書を作れることよりも日々の記帳

様々な機能やAIを駆使して知識なく経理をできるようにはなりましたが、経理の手間が無くなるわけではありません。数字をまとめることが肌に合わない人も多いのではないでしょうか。

まだまだ店名の印字がないレシートや商品名が部門1部門2などになっているレシートも記帳しながら見かけます。
こういったレシートを読み込んだとしてもAIは仕訳することができません。インクがかすれて飛んでしまったレシートなども読み込むことが難しいようです。
当社でもOCRを利用して仕訳を行ったことはありますが、訂正箇所が多すぎて今ひとつ便利にならなかった経験があります。

何か記帳にコツはありますか?

最も重要なのは「溜めないこと」これに尽きると思いますが、皆さんわかっちゃいるけど止められないのだと思います。
では不覚にも溜まってしまったものを効率よくするにはどうすれば良いか

AI機能を上手に利用する
freeeなどのスマホで撮影しAIが自動で仕訳を行う機能を利用して業務の間の待合時間に撮影。この時に読み込めなさそうなレシートは手間が増えるだけなので予め省いてしまいます。購入するときはなるべく一枚のレシートに私用分と事業分を混ざらないようにすると更に手間が省けます。こうすれば溜まる量を削減できます。
スキャナを利用するのも一つの手です。この場合も不明瞭なレシート類は予め省いてしまうほうが私は効率が良いと思います。
会計ソフトの定形仕訳機能を利用
弥生会計には決まった仕訳を予め定形仕訳として設定しておく機能があります。
例えば、家賃の支払いやガレージ代、リース料や保険料などは毎月ほぼ定額で金額的な変化が少ない支出と思います。こういった仕訳は予め勘定科目と支出額を定形として登録しちゃいます。あとは入力時に呼び出すだけ。こういった支出が多い方はかなりの時間の節約になります。
銀行取引やクレジットカード取引を自動で取り込み
各メーカーが提携している銀行やクレジットカード会社などであれば取引を取得して自動で仕訳を行ってくれます。個人事業者の場合でしたら、事業と私用が混同していると思います。この場合は確認作業が面倒なので、事業用の口座を開設するか、この機能を利用しないほうがむしろ効率が良いと思っています。クレジットカードなどは私用と事業を明確に分けることができやすいので、二枚のカードを上手に駆使された方が良いですね。

このように日進月歩で会計についても自動化が進んでいます。
とは言ってもまだまだ人の確認作業や、取り込み時のエラーの修正など人間が手を貸してあげないといけません。使える機能は最大限に駆使しつつ、手間が増えそうな時には予め省いてあげる工夫をする事で、フリーランスの方や一人個人事業者の方などの記帳の手間をグッと抑えることができます。

駆使してもなお時間が取れない、苦手すぎてどうにもならん、そんな時はぜひご相談ください。記帳が大好きな私がお客様の手間を最大限削減いたします。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です