自分でお店を創業・開業してみよう【解体・清掃編】

ある程度準備も整い、金策も完了し、各種リスクや手続きもある程度把握しました。
日本には数多の工務店があり、中には飲食店に精通した工務店や設計士さんがおられます。どこに依頼してもお店づくりできますし、最終開店させることはできます。貴方の知り合いに大工さんがおられれば頼むのも良いと思います。

当社はお家やシェアハウスのリフォームを手がけられている造作大工さんに依頼することにしました。懇意にさせて頂いている方なので色々と無理も聞いていだけます。ただ、飲食店のリフォームはあまりご経験がなく、行政区によって保健所や消防の対応もまちまち、というより京都の北区と中京区でも要求されるものは違います。最悪、同じ部署なのにAさんとBさんで要求が違うなどもあって訳がわかりません。京都の超繁華街の中京区と、住宅の多い落ち着いた北区で同じ要求をしていては開業できない事も重々わかりますが・・・。

ですので、大工さんと綿密に連絡をとりつつ役割分担でリフォーム計画を開始しました。

築70年は超えているだろう京町家物件を定期借家契約10年で借りました。
土間が打ってあり、機屋独特の織り機の土台を支える鉄骨が埋め込まれていました。趣があって好きですが、残念ながらフローリングを貼るので見えなくなってしまいます。ちなみにホコリだらけですしボッロボロです^^;

大工さんと施主で役割を分担する

施工に関わる大きな部分は大工さんに手配を依頼

様々な行政による規制や条例などを調べる事と、細かな設備に関わる材料の手配は当社

大まかに言えばこんなところです。設備など一定のものについて大工さんのルートで依頼するとどうしても高めになってしまう部分があります。そういった部分は大工さんの見積もりに入れず、当社が手配することで余計なコストを掛けず、同じコストでもワンランク上の材料を使えるとのことでこういった形となりました。

もちえろん依頼される業者によってご対応はまちまちであり、全ておまかせしないと受けないという業者さんもいらっしゃるでしょうし、そのあたりはご自身が依頼しようとしている業者さんにご相談される方が良いでしょう。

京町家リノベーション【解体】

解体作業は素人では無理ですし、大工さんも仕事の範囲外です。解体業者を手配してもらい一日で一気に解体してしまいます。

特に厄介な壁も間仕切りもないので結構サクサク進んでいきました。借りた時からすでにスケルトン状態でしたし・・・。

上の写真の手前に写っている壁は既にシロアリくんの工事が完了していたそうです。

綺麗サッパリスケルトン状態。ちなみに右奥に見えるトイレはこの段階で使用できます。丸見えですけど・・・。

玄関入って右手の部屋2個も解体完了。石の上に柱が乗ってただけの簡単な作りでした。石が放り込んである穴はおそらく掘りごたつか囲炉裏の跡でしょうか。

天窓が採光の良い仕事してますけど、町家の悩みのタネである雨漏りの原因も作ってくれます。雨の日に何度かチェックに行っているのですが、幸い雨漏りの跡は見て取れませんでした。

京町家リノベーション【お掃除】

解体前の写真です。
ものすごく大きな梁が真ん中に通っていて感じよく見えますが、凄まじくホコリが積もっています。天井にもホコリが垂れ下がっていてこのままではとても作業できません。昔の電気配線は隠されていることがあまりありません。画像のようにむき出しの場合が多いです。昔の家ではいきなりブレーカーが落ちたと思えば、ネズミがかじってショートして落ちたというのがザラにありました。

この作業は節約できる最初のポイント。大工さんが外注に依頼して人手を集めなくて良いように当社から一名清掃員を派遣して工事代金を節約します。丸一日かけて三人で掃除しました。さすがに二人ではキツイとの事で大工さんが一名外注さんを連れてきてくれました。

脚立を使って電気の配線を固定している筒状の物を撤去(配線そのものの取り外しはしません。有資格者の方に安全に取り外してもらいます)しながらホコリをはたき落とし、雑巾でゴシゴシしてきれいにします。二回ほど拭き掃除したら雑巾は真っ黒。バケツで雑巾をゆすぐと、墨かと思うほど水も真っ黒。

電線を固定していた部品を取り外した跡がくっきり残っています。周りとの差は歴然ですね。

泥の雪のように積もってたホコリを落としきれいに拭き掃除しました。今どきの家はこんな立派な梁は使いません。町家ならではの梁です。70年の経年変化ですごくいい雰囲気をかもし出してくれます。もちろんリノベーションもこの梁を最大限活かしたリノベーションを心がけてもらいます。

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